夜の部!(スペシャルライブ)
齋藤による開幕の挨拶を終えると、1曲目の「純白ショコラティエ」から夜の部の幕が上がりました。
昼の部のレポートでも書きましたが、バレンタインという特別な日に揺れ動く少女の心を、原嶋さんは実に丁寧に歌い上げます。
優しく表現されたこの曲が持つ物語性に、会場が魅せられていくのを感じました。
続いて2曲目は「バレンタイン・キッス」
チョコよりも甘い楽曲が続き、思わずドキドキしてしまうようなバレンタインコーナーとなりました。。
そして、会場が暖まったところでゲスト出演の佐々木智代さんがステージに加わる。
chocoNekoβ初の記念すべきデュエット曲はカラオケ曲「じょいふる」
「じょいふる」の歌詞が「キミノコエヲキカセテ」から始まるように、これまでのアーティストが声を届けるライブから、客席と共に作るライブへと変わっていく。
佐々木さんの歌声でさらにキュートさが増したライブに会場が魅了されました。
会場を揺らすほど盛り上げた二人の相性の良さは曲間のMCでも。
原嶋さんのトークに引っ張られ、佐々木さんも次第にリラックスした笑顔をみせ始めていく。息の合った掛け合いで観客との距離も近づいていくようでした。
付き合いの長い二人の絆によって会場には更なる一体感が広がりました。
付き合いの長い二人の絆によって会場には更なる一体感が広がりました。
原嶋さんと佐々木さんの絆がそのまま表れたのが、MCに続いて歌われた「ときめきポポロン」だろう
声の相性の良さもさることながら、曲中にお互い目を合わせて笑う二人の姿がとても印象的でした。
大盛り上がりのデュエットコーナが終わり、原嶋さんが佐々木さんにエール送り去っていきます。
ここからは佐々木さんの見せ場ソロコーナーだ。実は佐々木さんは、大きなライブで歌うのは今回が初めて。直前には緊張した様子も見せていましたが、一度曲が始まると、そんな不安をまったく感じさせないパフォーマンスを披露しました。
佐々木さんが歌うのは人気アニメのオープニング曲「Fantastic Future」
想いよ届け、というこの曲の歌詞と、佐々木さんの持つ初々しさ、曲に向き合う懸命さが絶妙にマッチしていて、感情に訴えかけるような魅力を感じました。
続いて歌うのは、今回のイベントのために、佐々木さんのためだけにアレンジされた「Liar Blue」
原嶋さんが歌う「Liar Blue」が自身の感情をさらけ出す魂の叫びだとすれば、佐々木の歌う新しい「Liar Blue」からは希望や寄り添う想いが感じられる。
これは齋藤や川西による巧みなアレンジによる効果も大きいが、初めてのライブでありながら、楽曲を完全に自分のものとしてしまう佐々木のパフォーマンス力の賜物ではないだろうか。
今回のイベントにおいて彼女のソロパートは2曲のみであったが、彼女の歌を今後も聴き続けたいと思わずにはいられなくなりました。
イベント初出演の佐々木さんがライブに新たな息吹きと彩りを添え、イベントは折り返しを迎えました。
数秒の暗転を挟み、再びステージに上がった原嶋さんの「そして僕にできること」から終盤戦がスタート!
曲の後半にかけて力強さを増していくこの曲が、ライブのクライマックスに向け会場のボルテージを高めていくセットリストだ。
力強く歌う原嶋さんの顔からはライブの序盤に見せたキュートな表情が消え、曲に込められた想いの強さが現れているようでした。
そんな原嶋さんの持つクールな魅力が、次に歌う「空色デイズ」でも揮きを見せる。
だれもが聞き覚えのあるイントロに歓喜の声が上がると、その歓声に乗せられるように、原嶋さんの力強い歌声が会場を魅了していく。
アーティスト・原嶋あかりさんの歌声に魅了され酔いしれるような二曲となりました。
そして遂にライブは残り二曲に。
程よい充実感と更なる期待感が混じり合う会場に向けて、原嶋さんが告げる曲名は「Blue Border」
客席からの大歓声に迎えられ、彼女が歌う「Blue Border」には、昼の部で歌ったものとも、昨年のイベントで歌ったものとも違う迫力がありました。限界まで高まった会場の盛り上がりに乗せられるように伸びていく原嶋さんの歌声に、心が揺れ、目が離せなくなる。
何度も歌われてきたこの楽曲に、chocoNekoβの底知れぬポテンシャルと進化の可能性を感じずにはいられませんでした。
「Blue Border」に示された新たな未来へのバトンを受け、ライブを締めくくるのは、CDの表題曲「キミとのFuture!!」だ。
会場の盛り上がりはさらに増し続け、コールの練度も上がっていくのを感じる。
そして会場の勢いに手を引かれるように輝いた笑顔をみせる原嶋さんの笑顔は先ほどまでのクールな姿とは別人のよう。
観客と共に作り上げるchocoNekoβのライブを象徴するような一幕だと感じられました。
やがて、すべての曲が終わり、たくさんの拍手に見送られ夜の部の幕は閉じられたように思われたのですが・・・
みなさまの「アンコール」の声に呼ばれて再び登場!
大きなイベントでは定番となりつつもあるアンコールですが、ライブイベントに初挑戦のchocoNekoβにとって初めて受ける「アンコール!」の響きは、一生忘れることのない格別なものでした。
満開の笑顔と共に再び登場した三人が着ているのは、前回のイベントに合わせて製作したオリジナルTシャツ。お客さんの中にも同じTシャツを着てくださっている人がいて、感謝で胸がいっぱいになりました。
そんな思い出のTシャツに身を包み感謝の気持ちを込めて「Liar Blue♭」を披露しました。
会場のお客さんがいつも声援を送り続けてくれるからこそ、歌に込めて届けたい想いが増えていきます。
そして、このライブでたくさんの想いを伝え、たくさんの想いをみなさまの声援から受け取ったであろう佐々木さんにも再び登場していただきます。
アンコール最後の曲は、原嶋さんと佐々木さん、そして会場の全員による「キミとのFuture!!」
原嶋さんの歌う歌詞に、佐々木さんが見せる笑顔に、そして会場から響くコールと拍手に、ライブを心から楽しむ気持ちと、共に作る未来への希望が込めれているように感じました。
こうしてトークもライブもとにかく自由に全力で挑んだ、二公演にわたるchocoNekoβ初のライブイベントは幕を閉じましたが、たくさんの笑顔に囲まれたステージの輝きは、いつまでも目に焼き付いていました。
アフターパーティー!
さて、実は「ちょこっとパーティー!ー2017 Valentineー」は、まだ終わっていませんでした。
まだライブの余韻が残る会場で、「ちょこっとチケット」を持つお客さんとのアフターパーティーが開かれました。
イベントの後には感情が高まるのは、観客もアーティストも共通なようで、「あの曲が最高でした」、「とにかく最高でした」など感想が伝えられると、自然と笑顔がこぼれてしまいます。
全体での感想会を終えた後には、一人一人のお客さんと言葉を交わしながら、4人がサインを書かせていただきました。
お客さんから伝えられる感想と、言葉と共に向けられた笑顔は、他のどんなものよりも暖かくて次回への活力となります。
できることならイベントに参加していただいた全てのお客様とこのような時間を設けたい思いもあるのですが、少人数で開かれた「アフターパーティー」ですら時間が足りないと嘆く結果となってしまいました(笑)
こうして、「ちょこっとパーティー!ー2017 Valentineー」の幕が閉じられました。
次にこの幕が開くとき、chocoNekoβがどのような進化を遂げているのか、どうか楽しみにお待ちください!
みなさま、chocoNekoβ1stライブイベント「ちょこっとパーティー!ー2017 Valentineー」はいかがでしたでしょうか?
トーク&ゲームを中心とした昼の部、初の完全ライブイベントとなった夜の部。
どちらの公演にもchocoNekoβとしての新たな挑戦がありました。
会場まで足を運んでくださったみなさま、声援を送ってくださったみなさま、すべての方の応援によって今回のイベントを開催することが出来ました。
いつも応援してくださっているみなさまのご期待に応えることが出来ていたら幸いです。
そしてchocoNekoβは様々な方に支えられ、5月20日に結成1周年を迎えました!
今後の活動についてもいろいろと計画を練っておりますのでご期待ください。
今後共、応援をよろしくお願いいたします!
Written By T.A.